自己肯定感が低い人に向いてる4つの仕事と、向いていない3つの仕事

自己肯定感が低い人に向いてる4つの仕事と、向いていない3つの仕事

自己肯定感が低いせいか、仕事が向いてないせいか、ミスばかり繰り返す。仕事が楽しくないし、モチベーションも上がらない。自己肯定感が低い人に向いてる仕事ってあるのかな?

上記のようなお悩みを解消します

<本記事の内容>

仕事を楽しめない、ミスが多いことを「自己肯定感が低いから」と考えている人は多いでしょう。

これを周囲に相談すれば、「ただの甘えだ」と一蹴されることでしょう。だからこそ、相談できずに悩むものです。

しかし、自己肯定感が低いから仕事が楽しめない、ミスが多いというのは、事実です。逆に、「仕事が向いていないから自己肯定感が低いまま」ということもあります。

本記事では、自己肯定感が低い人に向いている仕事、仕事を楽しめない理由について紹介します。

いくつかのアプローチで自己理解を深めて、自己肯定感を高めるための準備を始めましょう。

自己肯定感が低い人が向いてる仕事とは

自己肯定感が低い人が向いている仕事とは、

「成果が目に見える仕事」

です。

自己肯定感が低い人は、成果に対する自分の貢献度を過小評価してしまいます。チームでやる仕事では、「自分の力なんて微々たるもの」と、考えてしまいがちなのです。

  • 今の仕事が楽しくない
  • ミスが多い
  • モチベーションが上がらない
  • 自己肯定感が上がる気がしない

という悩みを抱えているのであれば、「自己肯定感を高められない仕事環境に身をおいてしまっている可能性」を考えてみてください。

逆を言えば、自己肯定感が高まる仕事環境に身をおいていれば、仕事をしながら、効率よく自己肯定感を高められる可能性があります。

自己肯定感が低い人に向いていない仕事

一方で、自己肯定感が低い人に向いていない仕事とは、

「成果が目に見えにくい仕事」

です。具体的には、次のような仕事が、自己肯定感が低い人に向いていないと言えます。

  • 製造関係の仕事
  • 会計関係の仕事
  • 営業関係の仕事

1つずつ説明します。

1. 製造関係の仕事

「製造関係全般」というわけではありません。しかし、下記のような仕事の場合、自己肯定感が低い人には向いていません。

  • 生産ラインの作業員
  • 生産技術部門の従業員
  • 品質管理部門の従業員

製造関係においてこれらの仕事は、「自分の仕事が1つの製品に貢献している」という感覚を得ることが難しいでしょう。

仕事に対する貢献度を明確にできないため、自己肯定感を高めることにつながりません。

2. 会計関係の仕事

会計関係の仕事では、主に下記のような仕事が、自己肯定感が低い人に向いていません。

  • 税理士
  • 社会保険労務士
  • 経理部門の従業員
  • ローン会社の従業員

これらも、目の前の仕事がどのようにして成果につながっているか、わかりにくい仕事です。したがって自己肯定感が高まりにくい仕事環境だと言えます。

「税理士は難関資格だし、そもそも自己肯定感が高いのでは?」

と思われるでしょう。しかし、自己肯定感の高い・低いに、学歴は無関係です。

内閣府が行った調査によると、「15~39歳の人の54.1万人がひきこもり状態にある」と推計されています。そのうち、「大学卒・大学院卒」の割合は22.4%でした。

大学・大学院卒の引きこもりの割合を表す円グラフ
内閣府より)

ひきこもりの約4人に1人が、「大学卒・大学院卒」です。高学歴でひきこもり、数年してから社会復帰を果たした、という話も少なくありません。

3. 営業関係の仕事

自己肯定感が低い人は、営業関係の仕事全般に向いていません。

営業関係の仕事は、

  • 常にノルマが決まっている
  • 「売らなきゃ」というプレッシャーが強い
  • 体育会系文化の会社が多い

という特徴から、常に強いストレスにさらされています。

自己肯定感が低い人にとって、営業関係の仕事は、自己肯定感がさらに低くなる要素で溢れています。

営業関係の仕事に就いている人は、今すぐ転職を考えたほうが良いかもしれません。

また、「マーケティング関係の仕事」も、自己肯定感が低い人にとってはグレーゾーンです。

マーケティングの効果測定を徹底し、数値を見える化しなければ、仕事に対してどのように貢献したのかがわかりません。

「ここで頑張らなきゃ自己肯定感は高まらない」は、思い込み

自己肯定感が低く、現状から抜け出せない人の特徴として、

「ここで頑張らなきゃ自己肯定感は高まらない」

と思い込む傾向があります。

一見すると正論なのですが、実は大きな間違いです。なぜなら、「人には抗えない向き不向きの問題」が必ずあるからです。

大谷翔平が野球ではなくサッカーをやっていたら、果たしてバロンドール(世界年間最優秀選手)を獲得できたでしょうか?

持ち前の運動神経で、プロサッカー選手にはなっていたかもしれません。しかし、野球ほどの活躍を見せたかというと、疑問が残ります。

  • マイケル・ジャクソンがプログラマーだったら?
  • レブロン・ジェームズがWebマーケターだったら?
  • ビル・ゲイツがF1レーサーだったら?

彼らが本来のフィールドと同じように成功できるかは、やはり疑問ですね。

「やりたいこと」と「得意なこと」がピタリと合うのは、非常に稀です。その点、上記に挙げた人たちは、神がかりな運を持っていたのでしょう。

「ここで頑張らなきゃ自己肯定感は高まらない」は、ただの思い込みです。人には必ず向き・不向きがあり、得意ではないフィールドでは、どんなに頑張っても輝けません。

したがって、

「今の仕事環境で成長できない自分はダメだ」

と自己否定してはいけません。

自己肯定感が低い人には、その人に向いている仕事が必ずあります。

自己肯定感が低い人に向いてる仕事

では、自己肯定感が低い人に向いている「成果が目に見える仕事」とは、どのような仕事でしょうか。

  1. ライター関連の仕事
  2. クリエイター関連の仕事
  3. プログラマー関連の仕事
  4. 自営業の仕事

これらはいずれも、「頑張っただけ成果としてあらわれる仕事」です。成果が目に見えやすいため、自己肯定感のアップにつながりやすい傾向があります。

1. ライター関連の仕事

CASITOMIはひょんなことから、SEOライター・コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせました。

自分が物書きになるとは、全く想像していませんでした。それまで、「向いている」と思ったことすら、一度もありません。

しかし、今では家族5人で暮らすのに十分な収入と、高い自己肯定感を得ています。

SEOライター・コンサルタントの大まかな仕事内容は、

  • クライアントのWebサイトを分析する
  • 競合のWebサイトを分析する
  • 検索キーワード(クエリ)の調査をする
  • ビジネス目標につながるキーワード設計をする
  • キーワードごとに構成案・タイトルを作成する
  • コンテンツを制作する(僕が担当)
  • コンテンツの校正、ブラッシュアップをする(妻が担当)
  • SEOの効果測定を継続的に行う
  • その他、必要に応じて内部対策などを行う

です。

この仕事をしていて一番嬉しいのは、妻と制作したコンテンツがGoogleで上位表示されること。クライアントのビジネス目標(資料問い合わせや商品購入など)が達成されることです。

SEOライター・コンサルタントになってから、自己肯定感はかなり高まったと思います。

もちろん自己肯定感が高まったのは、今の仕事のおかげだけではありません。下記の記事で紹介していることを実践しました。

本記事と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。

2. クリエイター関連の仕事

デザイナーや映像制作者など、クリエイター関連の仕事も、成果が目に見えやすい仕事です。

商品パッケージやテレビCMなど、いわゆるトップクリエイターにならなくても、問題はありません。世の中はクリエイティブで溢れており、すべての会社が、トップクリエイターを求めているわけではないからです。

例えば、制作したデザインが人目につかない路地裏の看板だとしても、大丈夫です。少なくとも、「自分の制作物が世に放たれた」のですから、満足感は高いでしょう。

今の時代、クリエイターとしてキャリアをスタートするのは、決して難しくありません。

「デザインスキル、動画制作スキルなんてないし...」

という人は、思い切ってクリエイター系のスクールに通ってみるのも良いと思います。

スクールは受講料が高めですが、プロのスキルを直接学べるのが大きなメリットです。

「独学はつまずきやすい」のが自己肯定感の低い人の特徴なので、受講料は高めでも、その業界に飛び込んでみたい人にはおすすめできます。

無料で個別相談ができるので、気になるスクールがあれば相談してみてください。

 おすすめのクリエイター系スクール 

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)|大手Web制作会社が運営
Web制作のプロ集団「LIG」がWebデザインからマーケティングまで教えてくれる

WEBCOACH(ウェブコーチ)|女性専用のWebデザイナースクール
月々4,100円から始められて、卒業後のチャットサポートもあり

MOOCRES(ムークリ)|プロ講師が少人数制で動画編集をレクチャー
動画編集ソフトの使い方から実践的な撮影・編集スキルまで学べる

3. プログラマー関連の仕事

プログラマー関連の仕事も同じく、成果が目に見えやすい仕事です。ただし、下記のような注意点もあります。

  • 会社によっては残業が多め
  • どのスキルを身につけるかで年収が変わる

成果が目に見えやすい仕事だからといって、何でも良いわけではありませんね。とりわけ年収はスキルによって変わるので、何を学習するかが非常に重要です。

ちなみに、おすすめのプログラミング言語は「JavaScript(ジャヴァ・スクリプト)」です。ここ数年のプログラミング言語ランキングにて、常にトップ3にランクインしています。

JavaScriptはWebアプリの開発からゲーム開発、チャットボット開発まで行える、「スキルの汎用性が高い言語」です。つまり、仕事に困りません。

しかも構文(プログラムの文法のようなもの)がシンプルで初心者もとっつきやすいため、初学者にもおすすめのプログラミング言語です。

他にもPython(パイソン)やC言語など、人気かつ汎用性の高いプログラミング言語はあります。しかし、JavaScriptを学習すれば、まず間違いありません。

プログラミング学習は基本的に独学がおすすめです。

<理由>

  • お金がかからない
  • 自分のペースでやれる
  • 独学でも十分な技術を身につけられる

とはいえ、独学だと挫折しやすいのも事実です。相当なモチベーションがなければ、採用担当者にアピールできるほどのスキルを身につけることは、できません。

したがって、一応ですが、プログラミングスクールもおすすめします。費用は高額ですがプロが教えてくれる上に、一緒に学習する仲間もできるので、挫折しにくい傾向にあります。

JavaScriptやその他のプログラミング言語が学べるプログラミングスクールは、下記の2社あたりで検討してみてください。

 おすすめのプログラミングスクール 

SAMURAI ENGINEER|挫折率わずか2.1%
入塾から卒業までずっと同じインストラクターが専属で担当してくれる

DMM WEBCAMPエンジニア転職|受講料が最大70%割引
経産省・厚生省が認定した専門実践教育訓練給付金制度の対象だから最大70%が返ってくる

どちらも大手であり、未経験者の転職成功率が高いプログラミングスクールです。

僕はHTMLとCSSを学ぶために、SAMURAI ENGINEERが運営する学習サービスの「侍テラコヤ」を使ったことがあります。

教材がわかりやすく、空いた時間を使ってサクサク学習を進められたので、プログラミングを独学で学びたい人におすすめです。

4. 自営業の仕事

「成果が目に見える仕事」といえば、なんといっても自営業です。いきなりハードルが高いように感じますが、「大企業の社長になれ」というわけではありません。

フリーランスだって立派な自営業なので、ライター、クリエイター、プログラマーなどのスキルを身につけて、独立するのもありです。

独立するメリットは下記の通り。

  • 自然と責任感が身につく
  • 頑張った分だけ年収アップ
  • 成果がはっきり目に見える
  • 継続力が身につきやすい

ただし、独立するデメリットもあります。

  • 収入が不安定になる
  • 頑張らなければ年収ダウン
  • 成功も失敗もすべて自分の責任
  • プレッシャーに負けることもある

今では、ランサーズやクラウドワークスを利用すれば、ほぼノーリスクで独立できます。会社設立となると少しハードルが上がりますが、フリーランスとしての独立ならとても簡単です。

クリエイタースクールや、プログラミングスクールに通って独立した人も、たくさん存在します。

自己肯定感が低い人は「退職」のハードルが高い

自己肯定感の低い人が自分に合った仕事を始めるにあたって、大きなハードルになるのが「退職」です。

自己肯定感が低い人は自分に自信がないので、今の仕事をつらいと感じていても、退職意思を会社に示すことがなかなかできません。

しかし、会社を辞めなければ、自分に合った仕事を始めることはできない。ジレンマですね。

そこで利用してほしいのが、退職代行サービスです。

退職代行サービスは、あなたに代わって退職意思を会社に伝えてくれたり、退職に必要な手続きを行なってくれるサービスのこと。

これを利用すれば、「会社に辞めたいと言えない」という人でも、安心して、かつ短期間で退職できます。

ちなみに退職代行サービスは、運営元によってサービス内容が異なります。

運営元による退職代行サービスの違いを説明する表

退職代行サービスを利用するなら、弁護士法人か労働組合が運営するサービスがおすすめです。

民間企業は料金が安く、退職意志を伝えることはできますが、法的処置はもちろん代理交渉も行えません。代理交渉ができないため、有休消化を利用した即日退社も難しくなります。

料金は少し高くなりますが、確実に退職し、代理交渉まで行なって欲しい人は労働組合を。訴訟トラブルに発展しそうな場合や、労災認定の依頼なども含めて対応して欲しい場合は、弁護士法人が運営する退職代行サービスを利用しましょう。

おすすめの退職代行サービス3選

労働組合と弁護士法人が運営している退職代行サービスの中から、おすすめのサービスを3社厳選しました。

  • 退職代行ガーディアン
  • みやびの退職代行サービス
  • わたしNEXT

それぞれの特徴を解説します。

1. 退職代行ガーディアン

運営元東京労働経済組合
料金29,800円(税込)
追加料金なし
即日対応
代理交渉
返金保証
対応時間24時間対応
相談方法電話
LINE
決済方法銀行振込
クレジットカード
公式サイトhttps://taisyokudaiko.jp/

1つ目におすすめする退職代行サービスは、【退職代行ガーディアン】です。

退職代行ガーディアンは、法適合の労働組合が運営する退職代行サービスなので、違法性がなく、安心して利用できます。

同じ労働組合が運営する退職代行サービスの中でも特に評判がよく、退職できるまで徹底サポートしてくれるのが特徴です。もちろん、有休消化や退職金などの交渉も可能。

退職にかかわるすべてを丸投げしても、コミコミ29,800円(税込)なので、料金面まで優しいサービス設計です。追加料金や期間制限はありません。

退職届ともに、業務引き継ぎを書面郵送で完了させた実績もあるため、「もう会社に行きたくない」という人も、まずは相談してみてください。

\退職代行ガーディアン/

公式サイトへ(相談無料)

2. みやびの退職代行サービス

運営元弁護士法人みやび
料金55,000円(税込)〜
追加料金回収額の20%※
即日対応
代理交渉
返金保証×
対応時間24時間対応
相談方法LINE
メール
決済方法銀行振込
公式サイトhttps://vc.taishoku-service.com/
※残業代、退職金の支払いを会社が拒否し、弁護士が交渉を行なった場合に発生

2つ目におすすめする退職代行サービスは、【みやびの退職代行サービス】です。

みやびの退職代行サービスは弁護士法人が運営する退職代行サービスなので、安全性・透明性・確実性、いずれもトップクラスのサービスを提供しています。

弁護士法人が運営する退職代行サービスのメリットは、会社とのトラブルまで丸投げできることです。たとえば、残業代や退職金などの支払いを会社が対応した場合、法的措置を取ってトラブルを解決できます。

ブラック企業に勤めているなど、退職時にトラブルになりそうな場合は、弁護士法人が運営する退職代行サービスを利用するのが確実です。

その中でも、みやびの退職代行サービスは24時間対応などサポート力が高いので、おすすめです。

\みやびの退職代行サービス/

公式サイトへ(相談無料)

3. わたしNEXT

運営元退職代行toNEXTユニオン
料金正社員:29,800円(税込)
バイト:19,800円(税込)
追加料金なし
即日対応
代理交渉
返金保証×
対応時間24時間対応
相談方法LINE
メール
決済方法銀行振込
クレジットカード
デビットカード
スマホキャリア
コンビニ
コンビニ後払い
楽天ペイ
PayPay
PayPal
公式サイトhttps://taishoku.to-next.jp/

3つ目におすすめする退職代行サービスは、【わたしNEXT】です。

わたしNEXTは女性専用の退職代行サービスであり、「女性が選ぶ退職代行サービスNo.1」を獲得しています。労働組合が運営しているため、有休消化や残業代の支払い請求、退職日の調整なども代理交渉してくれます。

対応はすべて女性スタッフが行ってくれるので、女性ならではの職場のポジションや立場を理解してくれた上で、退職をサポートしてくれるのが特徴です。

決済方法が非常に多いので、好きな決済方法を選べるのもメリットの一つ。料金は正社員なら29,800円(税込)、アルバイトやパートなら19,800(税込)と、料金面も親切なサービスです。

男性の人は、同じ労働組合が運営している退職代行サービスの、【男の退職代行】を利用できます。

\わたしNEXT/

公式サイトへ(相談無料)

おわりに

本記事で紹介した、

「自己肯定感が低い人に向いてる仕事」
「自己肯定感が低い人に向いてない仕事」

は、Takadaの知見・経験にもとづいたものです。

必ずしもこの限りではないので、「今の仕事が自分に合っている」と思えば、無理に転職しなくても大丈夫です。

ただ、「今の仕事が向いてないかも」と少しでも感じたら、転職で環境を変えてみるのは、自己肯定感を高めるベースを作るのに効果的です。

あくまで「ベースを作るのに効果的」なので、転職したら、それだけで自己肯定感が高まるわけではありません。

前述した、下記の記事を参考に、自己肯定感を高める方法を実践してみてください。

「今の仕事は楽しくない...。向いてないのかな?」と疑問を持っている人は、下記の記事を参考に、次のアクションを考えてみてください。

自己肯定感は、誰でも、絶対に高められます。

問題は、

「やるかやらないか」

です。

  • この記事を書いた人

Takada

2013年からSEOライター・コンサルタント/転職経験2回/趣味:NBA観戦、映画鑑賞/5人家族

-メンタル